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カールがとれない巻き方をすることが重要!

執筆者の写真: TETSU塾管理者TETSU塾管理者

先日、ヘア講座でFinger waveを開催しました。


ドライの状態で作るFinger waveですので、かなり高度な内容です。ポイントは、先ずしっかりと巻けていないとスタイルになりにくいです。しかし、ボブの長さをひとつひとつ丁寧に巻いていくにも非常にコツが入ります。


巻き終わった後は、ブラッシング後にリッジを作りながらスタイルを作っていきます。

リッジを作る時は、毛流れをしっかり見て流れに沿って作らないと上手く整いません。


今回、伝えたいのがヘアスタイルを作るにあたり形を作るのではなく、毛流れをしっかり見るということです。


TETSU氏は、よくスタイルがイイ感じになってきた所で壊し作り直したりします。作り直すと言ってもスタイルになっていないからとかではなく、壊すことでカールが馴染むと言っています。


最初見た時は、びっくりしました。

せっかく作ったのに壊してしまって、納得いかなかったのかな?ぐらいの気持ちで捉えてました。(しかし、それは素人的な考えでした。。。)

そこには、TETSU氏の長年の経験があるからこそ敢えて行う作業工程。実際に見てみると、一度作ったものを壊し再構築して仕上がったスタイルは確かに自然なスタイルになり、いかにも作りました感がなくなってました。

ですので、今回のFinger waveでも一度作っては壊し、また同じ工程を繰り返し毛流れを見ながらカール調整をしつつスタイルを作ってました。他のスタイルでも同じ工程をします。「セットスタイルの基本」「Surfer Style」などでは、何度もブラッシングすることもあります。最初は、そんなにブラッシングしてカールが取れないんですか?と思います。私も最初は、その1人でした。せっかく巻いたカールがとれない様にあまりブラッシングをしない。カールのとれやすい人は、あまり触りたくないなと感じてしまうこともありました。


しかし、カールがとれてしまうからではなくカールがとれない巻き方をすることが重要なんだ!と。だからこそ、作っては壊し、再構築しセットしたり。何度もブラッシングをしカールを馴染ませたり、より滑らかなカールにさせたりすることができるんだなと今は思えます。



今回、お話した内容は非常に感覚的ですので分かりにくく感じた方もいるかも知れません。

しかし、ヘアスタイルを作る上でこれを知っているのと知らないのでは仕上がりが本当に違ってくると私は思っています。だからこそ、みなさんにも生で見て身体で体感して頂けたら嬉しいです。見た後のヘアスタイルにタイルする考え方が変わってくると思います。


Finger Wave




TETSU塾管理者


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